お知らせNEWS
創業期に見た涙・・・その訳は
- 2023.01.18 | くー社長の朝礼
くー社長の朝礼 18歩目
東家別府本店の創業直前
前にもお伝えしたように
僕らはド派手な
誕生日のお祝いを売りにしていたので
別府店でもそれをやるために
毎夜、集まって練習していました
このイベントを成功するためには
役割配置が必要です
歌と踊りをする人
MCと呼ばれる人
BGM担当
照明担当
アラスカと呼ばれるスピリタスをかけて炎をあげる担当
それぞれ割り当てます
当時スタッフ人数は
僕を含めて11人
出勤するのは1日4~5人だったので
そのメンバー内で振り分けます
いつものように練習している時
僕は役割配置をみんなに指示しました
そこで僕は深くも考えず
玲さんに
(現取締役で奥さん、当時は彼女)
「玲ちゃん、BGM担当して」と頼みました
最初の方は、結構内容が凝っていたので
途中でBGMを止めて
寸劇を入れたりとか
色んな要素を盛り込んでいたので
BGM担当は
その場から離れることはできません
その日の練習を終えて
僕と玲さんは同棲していた家に帰ったのですが
ふと玲さんを見ると
目に涙を浮かべていました
僕は涙の理由が全く分からなくて
何で泣いてるの?と聞いてみると
「私がどれだけダンスに想いを持っているか分かっていないっ」
と急に怒られました
ダンスがしたかったのに、できなくて泣いてると気付きましたが
「誰かがせないかんやろ、役割があるんやから」と一蹴
だけど、その涙が気になって
翌日から、みんなのダンスを
もっと見るようになったのです
当時の僕は
とにかく楽しい雰囲気を作ることが大切で
それほど1つ1つの動作に
興味をもててはいませんでした
だけど、いざ気にして見てみると
明らかに違っていました
満面の笑顔
ピンっとはった手の動き
それほど力を注いでお客さんやお店のために
がんばっていたのに
自分はダンスから外されて、悔しい思いをしていたのです
僕はそれから玲さんをBGMなど
唄とダンス以外の担当にすることはなく
結果
別府本店のイベントは大変喜ばれ
大人気のサプライズバースデーイベントになりました
玲さんも
たくさんのお客さんから愛され
お蔭でお店も軌道にのりました
玲さんの気持ちを汲めなかった反省もありましたが
そんな青春のような
玲さんの熱い気持ちが
東家グループの創業期を作ってくれたのです
お店というのは生き物で
技術やテクニックだけで完成しません
やっぱり人の想いがあってこそ
そこに伝わるものが生まれます
いや、むしろ
そんな人の想いに触れたくて
訪れるのが飲食店なのかもしれません
海鮮酒場とろばこ しょうたくん
東家グループのYOUTUBEはこちら
自社農園の様子や
飲食店情報もちょこちょこ
農家レストラン Casaorientale Instagram
東家二日市店 Instagram
東家姪浜店 Instagram
東家別府本店 Instagram
海鮮酒場とろばこ Instagram