くー社長の朝礼　１２歩目

 

今まで仕事でミスをしたことがない人など

ほとんどいないと思います

 

もちろん僕も多分に漏れず

その1人であります

 

今日はそんなミスのお話です

 

お店側の不手際でお客様にご迷惑をおかけした時

誠意をもって、謝罪にいくのですが

 

内心、怒られることを覚悟して

向かいますが

大半は、優しく許して下さることが多いです

 

そんな時は、反省を忘れる訳ではありませんが

優しいお客様で良かった！と

心から感謝と謝罪の気持ちでいっぱいになります

 

もう何年も昔の話ですが

昔、食べに行ったお店で

こんな場面に出くわしました

 

店内でお客様がオモドシになられたのです。

それを見た店員さんは、チツという顔をして

なかなか席に向かおうともせず

ようやく向かったと思ったら

不満そうに拭き掃除をしていました

 

店員さんの気持ちも分からなくはありません

 

ただ、これは

お客様の予定していなかった

ミスだと思います

 

最初から吐く気でいた訳ではなく

楽しくて飲み過ぎたら

やってしまったというパターンです

 

居酒屋は楽しむところだから

そのモットーどおり楽しんでいたら

やってしまった！訳ですね

 

僕らのミスも同じです

最初から寝坊する気で

目覚ましをわざと遅れさせて

セットする人はいませんし

 

グラスをお客様のところで

ひっくり返そうと

狙っている人はいません

 

料理に異物を混入させる人も

もちろんいるわけありません

 

すべては予定外の出来事です

 

僕らは

ミスのとき

お客様が優しく許してくれたら・・と

願います

 

皆さんはどうですか？

もっと叱られたい！と

ちょっと変わった嗜好の方も

いるのかもしれません（笑）が

 

ほとんどは

ミスして怒られるよりは

ちょっと許してもらえないだろうか？

 

元々そんなつもりはなかったと

分かって欲しいと願うのではないでしょうか？

 

だからといって

お客様がこちらのミスで腹を立てた場合に

お客様が優しくない人であることにはなりませんし

それはサービスマンとして

当然誠意をもって受け止めるべきです

 

では、東家グループではどうするのか

それは

「優しくお客様のミスをフォローしよう」

という考えです

 

なぜなら

自分たちのミスの時に

許してもらえる、もらえない、は置いておいて

優しく許してくれることを

やはり望んでいるからです

 

それなのに

お客様には厳しく、正しさをもって

接してしまってはいけないと思います

 

自分たちもミスをするし

お客様もたまにミスをするのです

 

この飲食業界に２７年携わってきて

お客様がオモドシになられた時

サッと駈け寄れるスタッフさんと

駈け寄れないスタッフさんがいます

 

誰よりも素早く駆け付け

汚れを気にせず拭き拭きして

「大丈夫ですよ！」

「お洋服大丈夫ですか？」と

お客様の立場にたって

一番言って欲しい言葉を

発せられるスタッフさんを見た時

カッコいいなーと

惚れ惚れしてしまいます

 

自分も仲間もお客様も許します！

 

東家二日市店　店長　　吉田くん

 

 

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