過去の栄光より、今の幸せにしがみつけ!

くー社長の朝礼 5歩目

 

もう10年も前のことですが

学生時代に一緒に居酒屋でアルバイトしていた

後輩から久しぶりに電話がありました

 

彼も僕と同じように

飲食業の道に進み

当時は4店舗運営する会社の

副社長をしていました

 

電話の内容は

「今のアルバイトが使えなくて困っている

楠根さんのところも同じでしょ」という話で

 

「昔、俺たちの時代は違いましたよね

今のスタッフは、一生懸命やる気持ちがない」

というスタッフさんに対する愚痴でした

 

僕は

「どうしたの?大丈夫?」

と、聞きました

 

そしたら彼は

「だから、今のスタッフ厳しいってことですよ

楠根さんそうじゃないんですか?」と言われたので

 

僕は、

「そんなことないよ

みんな一生懸命だよ」って

答えました

 

すると、彼は

「楠根さんは運が良いんですね」

と言ってきたので

 

また「お前大丈夫!?どうした?」

と僕は問いかけました

 

後輩には意味が伝わらなかったようで

「さっきから何ですか?」

と、少し苛立つように返してきました

 

僕は

「お前らしくないよ!お前がそんな気持ちなら

スタッフさんも頑張る気持ちも

湧いてこないと思う

お前がそんな感じだから

相手もやる気が起こらないし

ちょうど良い

ぴったりお似合いの関係だよ」

って皮肉も交えて伝えたのです

 

後輩は、そこで有難いことに

僕の伝えたいことを察してくれて

「さっきのは全部訂正させてください

次はまた違った連絡してきます」

と、答えて電話は終わりました

 

だけど、

その後、後輩から連絡は入らず

僕からの連絡にも出ることはありませんでした

 

気持ちの中にも

そんな考えでうまくいくわけないだろうっていう

ちょっと馬鹿にするような

上からな気持ちもあったと思うから

そんな気持ちが伝わってしまったのかもしれません

 

ぴったりお似合いの関係という言葉は

一番その時の彼が、望んでいない言葉だったろうと思います

 

後輩にとって

僕は良き先輩ではなかったと

反省した一件でした

 

今の僕なら

もう少し、ましな接し方ができたかも

しれないなーって思います

 

そんな反省から

相手の気持ちを考えること

発する言葉の影響力というものを

学びましたが

 

彼に伝えたかった内容には、

今でも変わらぬ想いがあります

 

周りにやる気を感じなかったり

能力が低いと感じた時は

その中で自分ができることを

考えるのみです

 

相手を変えることはできません

いつも変えられるのは自分だけです

 

今、近くにいる仲間を大切にして

敬意をもって接する

同じ目的を共有して

共に成長していく

 

話さなければ、伝わらないし

聞かなければ、相手の心を開けません

そして

近づかなければ、

距離は縮まらないのです

 

僕が

社員が使えない!と言ったとしたら

僕が

使えないリーダーであるということです

 

なぜなら

人を育てることができないということを

発表しているからです

 

誰が育てても育つ人を育てて

人を育てた!というのは

ちょっぴり恥ずかしいです

 

あの人は

誰でも育てられるねって

周りに言ってもらえて

はじめて本物と思いませんか?

 

リーダーでなくとも

同じように考えることで

みなさんの器を

きっと大きくしてくれます

 

よーし

みんなで器広げるゲームしよー

僕もがんばるぞー(#^.^#)

 

東家姪浜店 ゆうかちゃん

 

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