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赤字埋めるため、30過ぎて中洲のボーイズバーで出稼ぎバイト
- 2023.01.10 | くー社長の朝礼
くー社長の朝礼 10歩目
商売というのは
仕入というものがあって
その仕入れ代金に
上乗せして、商品やサービスを販売します
その差額がお店の儲けとなり
みなさんのお給料も
そこから支給されます
今回はそんな
上乗せ額に関するお話です
僕が独立したてのころ
お金に困って中洲のボーイズバーで
アルバイトを始めました
そのお店は
黒霧島の4合瓶を
なんと8000円(税抜)
で販売していました
自分が営むレストランバーでは
2000円で販売してたので
4倍の値付けです
ぼったくりではないですよ
それが正規の金額でした
8000円の黒霧ボトルだから
仕入も高額なんてことはありません
8000円で売っている理由は
中洲で家賃が高いからとか
キャストにお金がかかるとか
そんなお店の都合は関係ありません
売れるから!
それだけです
8000円払っても
選ぶお客様がいたから
成立していました
僕のお店が
1万~3万円の売上を
稼いでいる間に
そのお店は
一日で、〇百万を超える売り上げ
自分のお店の売上より
出稼ぎバイト代の方が高い日もあるので
本当に情けない気持ちになりました
ただその理由を
それは中洲だからとか
夜のお店だからと
片づける人は普通です
普通の人は
そこで考えがストップするから
儲かることはできません
日々の売上に嘆いていた僕は
なぜこのお店が繁盛しているのか!?
なぜ8000円の黒霧島が売れるのか!?
毎日深夜に働きながら
その理由を考え続けていました
そこで出た答えは…
「圧倒的お客様満足」でした
全力でお客様を男の子たちは
喜ばせにかかっていきます
お出迎えも
ダンスも
席に着くときも
コールも
お見送りも
全てのお客様と接する機会に
全力でお客様を喜ばせることに
かけていたんです
ぼくは
「これだ!!」と気づいて
レストランバーでも
イベントを毎月開催することにしました
ホストに変装してみたり
化粧をして女装してみたり
バイト先の系列店にキャバクラがあって
そこの女の子に、当時の流行りの踊りを
習っては、お店で披露したりもしました
とにかく
お客様が笑って楽しくなってもらうことに
全力を注ぎました
お客さまがお誕生日だと聞けば
7坪しかない狭い店内で
大音量の「贈る唄」※アーティストゆず
を流して大熱唱しました
音痴な僕でしたが
そんなことはお構いなし
「生まれてきてくれてありがとう」って
歌の終わりに叫んだら
号泣してくれるお客さんまで
出てきました
※当時のイベント時の写真
キープしてくれたボトルには
和紙でボトルを巻いて
筆ペンでお客様の特徴を書いて
スペシャルマイボトルにしたり
料理にはマヨネーズで
笑っちゃうようなことを
メッセージで書いたり
7坪14席程度の小さいお店が
イベントの時には
すべて立ち席で
外の道路までお客様が溢れて
どんちゃん騒ぎの
繁盛店になりました
その後もたくさんの物語は続きますが
その話はまたいつか…
昔話をしたのは
みんなに歌ったり
踊ったりして欲しいからでは
ありません(笑)
同じものでも
誰が売るのかによって
値段は違ってくるのです
高いと思うのか、安いと思うのかは
元々の仕入で決まっているのではなく
誰がどんな付加価値を与えて
売るのかによって変わってきます
あなたなら
黒霧島をいくらで販売できますか?
ということです
お店だから、もちろん販売価格は決まっているけど
2000円で販売している中
あなたが3000円の価値で販売するなら
お客様は「すっごいお得なお店」と思うはずです
逆に
ただ運んで出すということしかしなければ
それはお客様にとって2000円高いな!ってなるのです
スーパーで買った方がいいわ!ってなる訳です
あなたのできること
あなたにしかできないこと
それを見つけて、全力を尽くす
そんなアルバイトさんは
普通ではありません
先ほどお伝えしたように
普通ではないから
儲かるのです
お金に困らず自立して
たくさんの人から
応援してもらえます
中には
「だとしても自分の儲けにならない・・・」
と損得勘定で考えてしまうかもしれません
その気持ち僕だけはわかります…
なぜなら、若き日の僕はあなた以上にそうだったから
そんな方には、明日の朝礼がおススメです!
あなたは普通!?それとも…
今日は
クーランド「俺か俺以外か」の
昔話をお届けしました
東家別府本店 ふうかちゃん
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